旭川→札幌へ。
雨です。
雨だと窓からの風景は普通。
やっぱり北海道の風景を北海道っぽくしているのは、広大な平地ではなく広い空なのでしょうか。
ホテルはまた札幌駅まで徒歩20分という距離でした。
「少年代大志を抱け」で有名なウィリアム・スミス・クラーク博士で有名な北海道大学のすぐ横のビジネスホテルです。その名もクラークホテル。
今回は地下鉄駅がすぐそこなので、夜食は地下鉄で移動にしました。
ネットで札幌のラーメンを調べたら、美味しそうなお店は大抵がすすきのにありました。
すすきのって"札幌"、"旭川"、"すすきの"って感じで独立した街なのかと思っていたら、札幌から歩いて行けるんですね。新宿と歌舞伎町的な感じでした。
すすきのには歓楽街、風俗街というイメージがあったのですが、行ってみたらそのまんまずばり、新宿みたいな街でした。全然風俗街って感じではありません。表通りしか見てないからかな?
全然いかがわしくありませんでした。
北海道の風俗といえば”すすきの”と聞いていたので、なんか、連れ込み宿(古いな)とか、ネオンがギラギラした店、キャバレー、キャッチ、街角に立つ外国人、そういうイメージだったのだけれど、ただの繁華街です。
別に風俗目当てではないのでどうでも良いのですが、
身構えていたので拍子抜けでした。
地下鉄をすすきので降りるときに
「ここで降りたら他の乗客に風俗の客と思われるのか」
とドキドキしていたのに。
すすきのの方には失礼な話ですが……。
食べたのは結局、たまり醤油のラーメンでした。
北海道だからって北海道ラーメンばかりではないのですね。
(でもなんか神奈川は家系ばっかりな気もしますが)
味は普通でした。わざわざドキドキしながらすすきのに来なくてもって感じの、
普通の醤油ラーメン。
帰りは街の感じを見たいので徒歩でした。
もう、このくらい都会になると地方って感じがしません。
広大な北海道の中心地ですからね。
横浜よりも栄えている事は確かです。
しかし、街の会話や、文庫を買ったジュンク堂の店員さんや、
自分用にマルセイバタークッキーを買った六花亭の売り子さんや、
なにやら色々、
言葉が方言っぽい、なまりのある人が多かったです。
これは旭川や留萌では聞かなかったのですが、
単に会う人が多くなったから訛った人に出会う確立が高くなったのでしょうか。
北海道弁って、一体なにがルーツなんでしょう。
150年前位に色々な土地から入植した人たちが広げた街で、一体どこの方言が
イニシアチブをとって北海道弁が作られていったのだろう。
地名を残すくらい現地に気を使っていたのだから、もしかしたらアイヌがルーツとか? それとも江戸時代から住んでた本州ルーツの人が使ってた言葉とか?
ちょこっと気になりました。
明日は札幌市の学校で公演して、北海道最後の街へ移動です。