SWEET大反省会
公演終わって二週間。昨日は反省会でした。
うちはあんまり”打ち上げ”的なことをしないで、もう本当に反省会。
伝統なのか、まあ。飲まず。
飲んで騒ぐのではないのだけれど、食べて騒ぎました。
上の写真は山のようなお菓子です。
みんな仕事してるんで揃ったのは遅い時間でした。
二週間経った今になって初めてアンケートを読んだ人もいました。
僕もこの間ようやく読んだ次第で、本番中は怖くて読めなかったのです。こんな事は初めてでした。
アンケートは、良かったよという意見や色々なご指摘がありました。思っていたよりも、良かった。
良いお客さん達に恵まれた公演でした。
その戴いたご指摘というのも、みなさんダメ出し的な意味よりも「もっとこうだったらよかったのにな」っていう感じで書いてくれていて、勝手な勘違いかもしれないけれどそう感じて、読むのを怖がっていた自分が少し恥ずかしくなりました。
もっとお客さんを信じないとだめだわこれは。
良い意見もそうでない意見も、両方いい感じに混ざっているのが良いアンケートだと思うんですがどうでしょうか。
本当にありがたい意見が多かったです。
芝居のここがよかった、とか、このセリフがよかった、っていう局部的な意見よりも、ほとんどがもう、芝居自体の感想だったのも、良いお客さんに恵まれたなあと思う点です。
反省会であがったもので、一番の反省は、やっぱり仕込みの事でした。
僕が借りた時点で照明機材を確認しなかったのがいけなかったのだけれど、あの効率の悪さよ。仕込みの。
機材トラブルは起こってしまう時は起こってしまうのでどうしようもないとしても、問題となったのはそのあとの対処法でした。
ていうか、僕の対処法で。
僕は仕込みの日、急に起こった照明の変更をしていて、それでいっぱいいっぱいになっていました。それがみんなに伝わっていなくて、僕が何をやっていたのか実はみんなが分かっていなかったということが昨日発覚しまして。
せめて話せばよかったんだ。
僕がなんだか分からないことにつきっきりになって指示が出せなかった。
みんな、何が起きているのか分からなくて、何をしたら良いか分からなかったのだと、昨日聞いてはじめて知ったんです。
僕はそうとは露にも知らず、みんなに今の状況が伝わっていると思ってたんですね。
僕にはたまにそういう癖があって。
僕が思っている事は、みんな思っていることだ。
っていうのを思っちゃうことがあるんです。
自分中心に世界が回ってるって思ってるのかな……
そんなことはないのだけれど……。
「僕が思っている事は、みんな思っていることだ」
にはふたパターンありまして、
一つは、僕が説明しないと何もわからない状況で、何も言っていないのに(とは思っていなくて)「みんなわかってる」と思いこみそれ前提で作業を進めてしまうとき。今回みたいな。
もう一つは相手によるのですが、僕が知ってる、考えてる位の事は相手も考えた上で意見を出していると考えてしまうときがあります。
自分の意見の自信のなさというか、ある意味の奢りというかなのだけれど。
そのために、自分の意見が伝わらなくて、話し合いの密度が薄くなり良くない場面なんかもありました。
後者は前から大いに自覚があって、最近直していたのですが、
問題の前者は、みんなに言われて「たしかにそうかも」と思う自分の部分でした。
今回大問題になったのは、非常にてんぱってる時にそういう状況でそういう癖が出たから顕著に見えてしまったのだと思います。
こりゃあ新たな発見です。
お客さんから貰ったアンケートと同じく、みんな僕に「もっとこうだったらいいのに」と思って言ってくれてる事なんだと思います。これは勝手な勘違いではなく、確実にそうだと思います。
性格だから簡単に直せるものなのか分かりませんが、良くなれるようにしていきたいなとお思います。
しばらくの間の僕のテーマは自分の考えを喋る。
そのために、自分の考えを言葉にする癖をつける。
一番苦手な事なんですよねぇ…。
自分の考えや言葉にしずらいものを外に出したくて色々表現に関わってる人なんで。
んにぁ
( ´△`)真面目な事を書いてしまった。
僕の事だけではなく、次回への課題と、目標と、改善点が具体的に示されたよい反省会でした。午前三時までやってました。